第1回『笑い療法士』誕生と今後についてのご報告
―2005年12月24日癒しの環境研究会― 

癒しの環境研究会(代表世話人=高柳和江・日本医大助教授)では、『笑い療法士』の認定を2005年10月23日に行い、第1回の認定者として49人を3級に認定しました。

この『笑い療法士』とは、笑いで患者の自己治癒力を高め、健康な人の発病予防をサポートする目的で作られ、病院、福祉施設、学校、普段の生活の場などでまわりの人々を笑わせ、雰囲気を明るく、楽しくする人たちに与えられる資格です。  

第1回の認定では、医師や看護師だけでなく、サラリーマンや主婦、教諭、定年退職後などのさまざまな職種から約150人の問い合わせと応募があり、患者心理学や脳の解剖など2005年9月18日・19日の2日間にわたるトレーニングと講習を受けて3級に認定されました。

『笑い療法士』に認定された後は、さまざまな現場で、心身に障害のある人や発病の可能性がある人々に対して自ら元気になってもらえるような笑いを感染させていきます。施設や病院などだけではありません。社会のどこででも、身近なところで笑顔を増やすための活動を行っていきます。

 癒しの環境研究会では、「1日5回笑って、1日5回感動する」というテーマを掲げて『笑い療法士』の周知や地位の向上を進めていきます。日常的な笑いや感染力が強くてより多くの人に笑いを提供することができる「笑い療法士」を増やしていきたいと考えています。

「笑い療法士」認定評価委員会

委員長:中島英雄(中央群馬脳神経外科病院理事長・落語家 桂前治) 

委 員:田辺 功(医療ジャーナリスト 元朝日新聞編集委員)

委 員:星 和夫(ベトレヘムの園病院院長 青梅市立総合病院名誉院長)

委 員:高柳和江(癒しの環境研究会代表世話人・日本医科大学准教授)

特別講師:永曽信夫(「こえとことば」の授業担当)


笑い療法士の定義と資格について
     2005年10月23日 笑い療法士認定評価委員会

◎笑い療法士とは
「笑いでもって、自己治癒力を高めることをサポートする人」
「笑いで発病を予防する人」
・医療や福祉の現場に自己治癒力を高める笑いを広げる。中心人物として活躍する。
・ステータスのある資格として癒しの環境研究会が認定する。

◎笑い療法士認定者  今後の活動
・笑い療法士の名称を用いて、さらに笑いを広める。
・心身の障害のある人、またはその可能性がある人たちに、
自己治癒力の向上を図るために笑いを訓練し、これに必要な教育、助言、指導そのほかの援助を各自、盛大に行う。
・各自が支部長となり、どんどん支部を広げて笑いを世の中に感染させる。

◎笑い療法士の条件
・日常的に笑わせる
・笑いを感染させる力が強い
・特に場所を選ばなくてできる
・パフォーマンスは必ずしも必要ない
・特にグッズを必要としない


◎資格
・三年間有効。
・笑い療法士として、恥ずかしくない内容と実績を持った人を認定する
・笑い療法士、講座修了者(キャンディデート)の活動状況はマイレージ方式で積み上げ。
・フォローアップチェック――本人の自覚

笑い療法士は、笑いの処方箋を広めましょう
「1日5回笑って、1日5回感動する!」


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