会からのお知らせ 最終更新:2011年03月07日 月曜日 |
◆第7回笑い療法士認定のご報告と2011年度募集のお知らせ◆ |
癒しの環境研究会が認定する笑い療法士募集は、2010年の第7回認定講習にもひじょうに多数のご応募をいただき、書類審査を経て、2010年10月の3級認定講習とその後のフォローアップ課題を修了した72名が2011年2月20日に行われた第7回笑い療法士発表会で認定されました。1期〜7期までに認定した笑い療法士さんの数は合計520名に達しています。 癒しの環境研究会代表世話人 高柳和江 ※第7回笑い療法士発表会プログラムはこちら※笑い療法士ミニセッション「笑い療法士とともに考えよう 何ができる? どう変わった?」と笑い療法士実践報告概要はこちら |
◆2011年度の笑い療法士募集について
第8回笑い療法士募集は2011年6月に応募要項の発送を開始します。認定講習は2011年10月、会場は日本医科大学(東京都文京区千駄木1-1-5)内の講義室を予定しています。 募集開始のお知らせをご希望の方はファックスまたはメールにて事務局あてにご連絡ください。2011年5月以降にいただいたアドレス・番号あてに応募要項請求方法をお知らせします。 ※笑い療法士認定後は癒しの環境研究会に必ずご入会いただきますが、ご応募の際はそのためにご入会いただく必要はありません。 ※笑い療法士の資料郵送(認定募集案内チラシ等)をご希望の場合は、郵便番号、住所、氏名および「笑い療法士資料希望」と明記したメモを同封のうえ、90円分の切手を貼った返信用封筒を癒しの環境研究会事務局あてにお送りください。 ◆資料請求用封筒の送り先: 〒102-0073 千代田区九段北1-4-1 ブルックスビル1階 癒しの環境研究会事務局九段オフィス ◆ファックスによるご連絡先:03-3261-5990
会誌バックナンバーのページはこちら |
◆第7回笑い療法士発表会アンケートより
●新聞記事から笑い療法士というものを知りました。精神障害をおもちの方と日々接している精神保健福祉士の私にとって、笑い療法士の理念はとても賛同できるものでした。 ●日常生活の中でおもしろいから笑う。楽しいから、ただ単に笑う。深く意味や概念を考えたことはありませんでしたが、笑いというものが相手や自分の心がときはなたれ安心と安全があるからこそ、笑顔がでるということを教えていただきました。 ●会場に入ったとたん、笑顔、笑顔のなごやかな雰囲気に出会いました。いつも経験している研修会の会場ではないと思い、不思議な気分でした。皆さんが学びを共有し、楽しさ、苦労も共にしてきているからなのでしょうね。 ●きょうはたくさん笑わせていただきました。隣にいても安心安全で、心が安らぐような笑い療法士になりたいと思いました。 ●長時間にもかかわらず、アッという間に感じました。どのセッションも興味深い内容でした。笑い療法士の勉強をぜひしたいと願っています。 ●患者とは串の心と書きます。いつのタイミングに、どんな方法でよりそい、額のたてしわを少しでも減らせられたらと思って病棟まわりをしています。笑い療法士の理念はすんなり入ってきます。……とても質の高い、心の琴線に触れる講演や発表会に参加させていただきました。 ●自然治癒のひとつとしての“笑い”が重要であること。身近な笑が活力となること。患者さんの方々、いずれは患者となる我が身に勇気をもって生きていけそうです。お笑いと笑いの違いが分かりました。……認定者の皆様からサインをいただきたかったくらい素敵な方々です。 ●本で読ませていただいて私が感じていたことを、今回実際にこうして生でお話をうかがい、五感で味わわせていただき、本当にありがとうございました。私は特別なパフォーマンスも頭のキレもありませんが、この感覚を感じることはできたようです。すばらしい理念や活動だと改めて思いました。 ●笑いという理念をしっかり受けとめて時間を作り講習会に参加、勉強されたことに大きな拍手を送りたいと思います。この方たちにめぐりあった患者さんやまわりの人はどんなに幸せでしょう。私も本日の皆さんの意気込みと優しい気持ちを感じとり、その心を心として生きていきたいと思います。 ●各先生方のお話は人間であることを幸せに感じるものでした。今日は温かい気持ちにさせていただき、ありがとうございました。 ●笑い療法士というものがどういうものなのか、初めて聞いた言葉だったのでわかりませんでした。が、自分の身の回りで何か役に立つものがあればと思い、参加してみました。今は亡き両親の介護を思い出し、もっと早く知っていればもっともっと優しくしてあげられたのではないかと反省しました。ほんとに安全、安心は癒される言葉ですね。 ●7期生の皆様のご活躍で、また新たな(笑いの)感染が広まることを確信し、嬉しく思いました。それと同時に、笑い療法士は誤った笑いを感染させることがあってはならないと改めて肝に銘じました。そして全国の笑い療法士は、理念・活動についてのブレを起こしていないかをこれからも度々確認していく必要があると思いました。……緊張と喜びの7期生を拝見しながら、初心に戻ることができたのと同時に、合格した頃の自分がいかに未熟であったかを思い知らされた気がしました。現場で実践することが本当の修業だと思いますし、フォローアップ報告書を重ねることで、ほんの少しずつではありますが、成長してきた自分と、まだまだ修業中の自分に心を引き締めました。(笑い療法士) ●永曽先生の言葉・言語の意味、重み、とても大切なことだなと思いました。笑いを伝えるにはまず言葉……その伝え方を大切にすること、美しい言葉。このことが心が伝わる基本となると思いました。ありがとうございました。(笑い療法士) ●今回発表された四人の実践報告をお聞きし、ただ人を笑わせるために努力するという段階から、相手の方の状況でいろいろな困難を感じ、それを克服しようとして努力されているのを感じ、私も今そういう状況を体験しつつ努力しております。本当に相手のためになる笑い療法士を目指して努力しております。(笑い療法士) |
◆ミニセッションと実践報告概要
◎ミニセッション「笑い療法士と考えよう −−何ができる? どう変わった?」 発言者とタイトル 1.「笑い療法士状態からの発見……『笑いは現象である』 TSさん(笑い療法士2期生・3級・北海道 精神科医) 2.「あ、心がほどけた−−その瞬間のために、笑いの光を放つ」 YTさん(笑い療法士2期生・2級 千葉県 看護師) 3.「寄り添うことの本当の深さを知った。ちいさな、同じ舟のうえで……。」 OTさん(笑い療法士3期生・2級 山形県 緩和病棟ボランティア) 4.「彼女は『かわいい靴が履きたい』と言った−−リハビリ医として」 ARさん(笑い療法士6期生・3級 宮城県 リハビリ医) ◎笑い療法士実践報告 発言者とタイトル 1.「たこやき」 KSさん(笑い療法士5期生・2級 東京都 会社員) 2.「無事に退院を迎えた時にみられた微笑み」 KMさん(笑い療法士6期生・奈良県 医師) 3.「患者さんの気持ち」 SKさん(笑い療法士4期生・2級 埼玉県 理学療法士) 4.「インターネット」 HYさん(笑い療法士5期生・兵庫県 介護福祉士) |