会からのお知らせ
最終更新:2010年 3月19日 金曜日
◆第47回 癒しの環境研究会『声・ひびきと癒し』◆

 


ジャン・ガルニエ病院の家族室(フランス)。対話が胸の奥に響き
じんわりと滲みてくる空間である

医師と患者の対話

◆日程
日時: 2010年7月17日(土)
午後1時〜5時半(開場12:30)
場所:

日本医科大学教育棟(東京都文京区千駄木1-1-5)

参加費:

会員2000円 非会員3000円 学生1000円

シンポジウム内容        ※内容は変更されることがあります。
◆声と音はひとの脳と心にどう響くのか   
 大串健吾(京都市立芸術大学名誉教授 宝塚造形芸術大学講師 音楽・音響心理学)
◆ことばと響き――適切な響きを建築的に実現する方法 
 浜田由記子(大成建設建築技術研究所 環境研究室)
◆生命(いのち)の滴り、ことばの閃き――向かい合えば、ことばが生まれる
  医師と患者の対話

 永曽信夫 (笑い療法士認定評価委員会「こえ・ことば」特別講師)
◆だれが患者さんの声を聴くのか 
 新谷明子(十和田市立中央病院がん相談支援センター)
◆患者の声を引き出し、医療に効かせるシステム 
 清水陽一(新葛飾病院院長)

◆講師紹介
◎大串健吾さん
京都大学工学部卒業後、日本放送協会(NHK)入局。放送技術研究所音響聴覚研究部副部長等を経て、1988年より京都市立芸術大学教授となる。音楽・音響心理学において数々の名論文が知られている。「演奏者の意図がどのように聴衆にとどくか」「音楽の調性感と色彩感」など興味森々なテーマも数多く、刺激的な話題が泉の如く無尽蔵に湧き出てくる偉大な教授である。
◎浜田由記子さん
内装仕上工法の違いによって音響性能はどう変化するのか。医療や福祉施設の居室において、あるいはホールで、カンファレンス室で、最適な響きを実現するには建築的にどんな方法があるのか。専門的見地からデータを提示し、詳細に解説してくださる。
◎永曽信夫さん
1930年、鈴鹿山麓に生まれる。戦後、演劇への関心を強め、俳優座演劇研究所を経て、俳優教育、演出、芸術監督等舞台芸術の仕事に携わり、現在立山山麓に棲む。
◎新谷明子さん
十和田市立中央病院の地域医療連携室において、がん専門の専従相談員を務める。この病院の元・看護師長である。がん治療を自ら経験し、「患者として悩みや不安を相談する場所がない」と感じた彼女は退職後、「がん相談支援センター」開設に力を尽くし、全国でも珍しいがんの当事者による相談業務を手探りでスタートさせた。今では青森県全体から相談が舞い込む。がん総合診療外来には彼女が同席し、診察後も状況に応じて相談に乗ってくれる。がん患者の経験を生かし、その声を聴き、医療と患者との橋渡し役を担っているのだ。
◎清水陽一
「うそをつかない医療を実践していく」。これが清水先生の信念であり、患者さんが心を開いて医療者と話ができるシステムを形づくるため、新葛飾病院の医療安全対策室には医療事故被害者の立場から提言を続ける豊田郁子さん(医療メディエーション研究会「架け橋」代表)を迎えた。医療の安全を根幹に置けば、いい人材も集まる。経営者としては数々の病院を成功に導き、臨床では8000例のPCI(経皮的冠動脈インターベンション)を手がけた心血管カテーテル治療の「名手」として知られている。


◆会場アクセス
下記URLにてご確認ください。
http://college.nms.ac.jp/access.php


◆お申し込み方法
会員・非会員の別、お名前、ご所属(勤務先など)、ご住所、ご連絡先の電話番号、メールアドレス、またはファックス番号(どれかひとつでも結構です)を明記のうえ、癒しの環境研究会事務局あてにメールでお申し込みください。

※事前申し込み締め切り 2010年7月9日(金曜)

※お申し込みファックス番号 Fax 03-3261-5990

参加申し込み・問い合わせメール
(電話によるお問い合わせはお受けできません。ご了承ください)

※郵送の場合のあて先 
〒154-8568東京都世田谷区世田谷3-11-3東京医療保健大学内 
癒しの環境研究会事務局「第47回研究会参加申し込み」係
(大学へのお問い合わせはご遠慮ください)


◆癒しの環境研究会事務局
〒154-8568東京都世田谷区世田谷3-11-3  東京医療保健大学内

ホームページ: http://www.jshe.gr.jp

ファックス:03-3261-5990




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