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会誌『癒しの環境』vol.13 No.1 (2008年3月31日刊行) |
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「温める癒し」 ―第37回研究会報告− | ||
〜最新号の巻頭言から〜 | ||
冬の赤ちゃんと、夏の赤ちゃんがいる。寒いところで生まれた冬の赤ちゃんは両手を握りしめて寝ているが、暑い地方の赤ちゃんは手のひらをだらっとあけて幸せに寝ている。人間の自然治癒力は恒常性を保つところにある。寒ければ毛穴が引き締まり、さらに寒ければぶるぶるっと震えて、体温を逃がさないようにする。人間は一般にストレスにあった時に、両手を握りしめてエネルギーを蓄える。南方の赤ちゃんは安全であることを温かさで知っているから、手を握り締めなくてよいのだ。温かい環境は人間の安全の基本である。 |
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最新号・主要目次 『癒しの環境』Vol.13 No.1
CONTENTS 2008.3月
T.特集 「温める癒し」 −第37研究会報告−
◆シンポジウム
建物をどう暖めれば癒しになるか
名古屋大学環境学研究科都市環境学専攻教授 久野 覚 入浴・温泉の健康増進作用
鹿児島大学医学部名誉教授 田中信行 がん患者を鍼灸で癒す
国立がんセンター麻酔科鍼灸部門長 鈴木春子 免疫応答とエネルギーのめぐり
日本医科大学微生物・免疫学教室 東洋医学科教授 高橋秀実 U.海外視察研修記録 フィンランドの保健政策
日本医科大学医療管理学教室 高柳和江
シウンティオ福祉センター視察とノルディックウォーキング
医療法人惇慧会外旭川病院? 熊谷充孝 フィンランド――律儀という言葉が活きている、7分ゆで卵と懐かしい古漬けの国
社会福祉法人全人会 永澤智子 ビジネス・インキュベーション――新しい事業・生活を創造する活力の育てかた
日本医科大学医療管理学教室 高柳和江 V.笑い療法士発表会報告 第3回笑い療法士発表会特別講演
「癒しの環境の重要性――建築家の立場から」 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授 長澤 泰 |
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